木星(ジュピター)といえば、音楽家ホルストの曲を思い出します。その曲をもとに作った歌を、ある女性歌手が歌って、大ヒットしました。
さて、本物の惑星のほうの木星は、太陽系の内側から5番目の惑星です。ほかの惑星と比べて、一番大きな木星の正体を明かしていき ましょう。
木星ってどんな惑星?
木星のとくちょう

太陽系の惑星の中で、一番大きなのが木星です。木星は地球とは全然ちがうタイプの惑星なんですよ。
地球は岩石や金属でできていますが、木星は太陽と同じ水素 とヘリウムのガスでできています。なので、大きいわりには軽いのです。
もしも、木星が今の100倍くら い大きければ、内部で反応がおこり、太陽のようになっていたかもしれません。
もう一つ、木星の大きなとくちょうと言えるのが、大赤斑です。これは科学の教科書などにのっている木星の写真をよく見ると、木星の表面に、太いしまもようがありますよね?
大赤斑とは、このことを言います。この大赤斑は約10時間という木星の自転スピードのはやさと大気や雲が、はげしく動いているためにできるものと考えられています。うずまきは一度もきえたことがないんですって。ふしぎですね。
木星のデータ
- 木星の半径(はんけい):7万2000km
- 木星の質量(しつりょう):地球を1として、317.8
- 木星の温度:太陽からはなれているため、平均で−144度
- 木星の気圧(きあつ):およそ0.7気圧
- 太陽からの距離(きょり):7億8000万km
- 木星の公転周期(こうてんしゅうき):12年
- 木星の自転周期(じてんしゅうき):9時間56分
- 木星の衛星(えいせい):現在62コ。そのうち、おもな衛星はイオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト。
- 木星の環(わ):ほそくて、うすいリングが3本
木星の見つけかたって?
木星は、6月中旬から8月下旬にかけて、夜、日が落ちてから南西の方角に見えます。てんびん座の中に光っていることが多いです。冬は、おうし 座からふたご座に位置しています。
もちろん、天気によっても見え方は、かわってきます。また、前もって観測場所や方角を確認 しておくことも大切ですよ。
木星にまつわる神話って?
木星は英語でジュピターと言います。ジュピターは神の王様ゼウスで、天空の神さまのことをさします。また、ジュピターとい う名前には、明るくかがやく空という意味があります。さらに、ギリシャ神話ではゼウスは太陽の父とされています。これは、木星が太陽になりそこね た惑星ということに由来しているのでしょうか?
ここで、ゼウスの話をしたいと思います。ゼウスはクロノスとレアの息子です。姉 のヘラとけっこんしましたが、エウロパにはオス牛、レダには白鳥、レトにはウズラ、ダナエには黄金の雨、アルクメネには夫など、いろんな姿に変身して、多くのほかの女性にもプロポーズしていました。
木星ノ探査機「ガリレオ」ってどんなもの?
きちんと木星に到着して、くわしい観測
がおこなわれたのは、探査機「ガリレオ」によってです。これは、1979年のボイジャー 探査機につづき、2度目になります。
1989年に木星にむけて、はなたれた「ガリレオ」は、1995年に到着しました。探査機「ガリレオ」 は、木星の構造 と成り立ちの調査だけじゃなく、木星のまわりの衛星のことも調べられたんですよ。