ススム君の太陽系探検隊

宇宙(うちゅう)にはたくさんの天体や惑星(わくせい)があります。夜空を見上げると、星しか見えないかもしれませんが、星のもとになっているガスやちり もたくさん浮かんでいます。これまで私たちが行くことができたのは月だけですが、これから地球のように生命が存在する惑星が見つかったり、行き来ができるようになるかもしれません。

そんな未来を楽しみにしながら、ススム君といっしょに太陽系の天体を探検(たんけん)してみましょう!

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太陽系の誕生って?

太陽系とは、太陽を中心として、惑星、小惑星、彗星、ガスやちりなどでできた天体の集まりを「太陽系」と言います。太陽系の誕生は今から46億年も前。ガスやちりが集まり引力(いんりょく)という力が働いて、中心が収縮(しゅうしゅく)してかたまりになります。そして、収縮によって熱を持ち、原子太陽が誕生しました。


原始太陽のもとになったガスやちりは、太陽のまわりを回転し、円盤状につぶれていきます。そして、ガスがいきおいよく出てちり同士がしょうとつを繰り返し、微惑星(びわくせい) と呼ばれるかたまりになりました。そして微惑星はしょうとつと合体をくりかえし、惑星や衛星へと成長していったのです。

太陽系惑星の分類って?

星には恒星と惑星があります。恒星は水素などのガスでできていますが、惑星は地球型惑星という岩石でできたものと、木星型惑星というガスでできたものがあります。


恒星が輝きはじめるとき、ガスをふきとばし、岩石が残ります。これが地球型惑星の誕生です。木星型惑星は、ふきとばされたガスが集まっています。

地球型惑星(水星、金星、地球、火星)

半径が数千km以下で、岩石のかたまりです。太陽系の内側に多く、小さくて軽い惑星です。衛星の数が少ないのがとくちょうです。

木星型惑星(木星、土星、天王星、海王星)

水素ガスのかたまりで、中心に岩石のしんがあります。環(リング)を持つ惑星が多いです。

中でも天王星、海王星はガス内部のほとんどが水で、水惑星(天王星型惑星)とも呼ばれています。

冥王星

他の惑星とちがい、かたむいた楕円軌道(だえんきどう)を回っています。太陽から冥王星までの距離は約60億kmもあります。

小惑星

火星と木星の間に集まっている、小さな天体です。

小惑星ってどんな星?

アイダ小惑星

アイダという小惑星には、ダクティルという直径1kmくらいのお月様を持っています。小惑星は小さいけど、そのまわりにはさらに小さな衛星もあるんです。


地球や月といったものが丸いのは、重力がどこでも等しくなるように変形してしまうからですが、小惑星のように小さな天体では、重力が小さくて岩石が変形し ません。そのため、誕生したときの形のまま、変わった形をしているのです。


惑星は小惑星や彗星のような小さな天体が集まってできますが、小さな天体が集まろうとぶつかってもこわれて小さな破片(はへん)になってしまうのです。


星の明るさって?

星の明るさは、「等級(とうきゅう)」という単位であらわします。星の数は合計で8500個になります。このうち、ひと晩で見られる星の数は、多くて 3000〜4000個になります。

1等星より明るい星は0等星、−1等星…となります。1等星と6等星では100倍も明るさがちがうんですよ。

  • 1等星21個
  • 2等星67個
  • 3等星190個
  • 4等星710個
  • 5等星2000個
  • 6等星5600個

天文単位(てんもんたい)ってなんだ?

太陽から惑星までのきょりって、数字で示されても想像がつきませんよね。そこでこのサイトでは、天文単位という単位を使って簡単にあらわしています。

太陽 と地球間の平均きょり1億4960万kmを1.0とした単位です。太陽に近い順に、水星なら0.38、金星なら0.72、地球が1.0、火星が1.52、 木星が5.2…となります。

公転周期(こうてんしゅうき)ってなんだ?

ある天体のまわりを、ほかの天体がまわるのにかかる時間(日数)を言います。地球も自転をしながら公転をしています。

自転周期(じてんしゅうき)ってなんだ?

天体じたいの内側(うちがわ)にある軸(じく)のまわりをまわるのにかかる時間(日数)を言います。地球は太陽の光や熱を受けとりながら自転をするため、昼と夜に分かれるのです。

天体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)&双眼鏡(そうがんきょう)、どうえらぶ?

天体望遠鏡や双眼鏡があると、肉眼では見えない惑星も見えたり、惑星のこまかなようすを観察(かんさつ)することができます。

はじめて使う人は、ポピュ ラーな屈折式(くっせつしき)望遠鏡というしゅるいをおすすめします。口径8〜10cm、双眼鏡ならさいしょは倍率6〜10倍くらいがおすすめです。どち らも実物を見てから買ってくださいね。月のクレーターや惑星などが見えたら、スケッチしてみましょう。

宇宙観測(うちゅうかんそく)でかつやく中の望遠鏡って?

宇宙観測に使われる望遠鏡には、宇宙に打ち上げられた宇宙望遠鏡、ガリレオ・ガリレイが作った天体望遠鏡、電波(でんぱ)望遠鏡などがあります。

ハッブル宇宙望遠鏡

ハッブル宇宙望遠鏡

地球の大気の中で観測をするより、理想的な観測ができるのではないかということで、1990年から宇宙に設置されました。


主鏡2.4mで予想をはるかに上回るシャープな画像です。おたまじゃくし銀河やコーン星雲などを映し出しました。現在もかつやく中です。


すばる望遠鏡

すばる望遠鏡

主鏡8.2mという世界最大級の天体望遠鏡です。1999年から観測を開始し、M42オリオン大星雲などを映し出しました。すばる望遠鏡は日本の望遠鏡で すが、アメリカのハワイ島、マウナケア山というところにあるんですよ。

空気がきれいで、観測するのにとても良いかんきょうなのです。


野辺山宇宙電波観測所(のべやまうちゅうでんぱかんそくじょ)

野辺山宇宙電波観測所

長野県の野辺山宇宙電波観測所にある電波望遠鏡は、直径45mもある大きな望遠鏡です。ブラックホールをさがしたり、銀河系(ぎんがけい)の構造(こうぞう)の観測などをしています。

よわい電波でも受信(じゅしん)して、目では見えなかった観測もできるようになりました。



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