晴れた夜空をながめると、ひとすじのラインをえがいて、星が流れていくことがあります。そんな流れ星に願い事をしたことって、だれにでもあるのではないでしょうか?
消えないうちにと思っても、あっという間になくなってしまいます。流れ星の正体とは何なのでしょうか?
「流れ星」って、なに?
流れ星は、天体現象の一つと言われています。太陽のまわりをまわっている小さな天体のなかに、流星物質というものがあって、それが地球の大気のなかで光っているのです。
流れ星そのものは、
宇宙
をただよっているチリや小さい岩のかけ らが、地球の重力でおちて、空気とこすり合わさって、もえてしまったものなんですよ。また、全部もえてしまわずに、地上におちたものを
隕石
と 言います。さらに、流れ星のもとになる小天体は
彗星
から生まれています。なので、流れ星は彗星のこどもということになりますね。
「しし座流星群」って?
年に何回か決まった時期になると、流れ星がまとまって見えることがあります。これを流星群と言います。そのなかでも、よく知ら れているのは、夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群などですね。
ところで、2001年に「しし座流星群」が
話題
になったことを、おぼえ ていますか?しし座流星群のもとにになる、とても小さなチリはテンペル・タットルという彗星から出たチリなんです。このことからテンペル・タットル彗星 は、しし座流星群のお母さんだと考えられています。
流れ星の流れる方向が、しし座の方向なので、しし座流星群という名前がつけられているんですよ。その時 は、みんな
大騒ぎ
になって、しし座流星群を見に、いろんなところに出かけましたが、今度は、いつ見れるのか?
予測
するのは、むず かしいことです。
「流れ星」の見つけかたって?
流れ星は一晩中空を見ていれば、いくつも見つけることができます。でも、明るさやスピード(光っている時間)、色、見ている場所、季節 や方角などによって見え方がちがいます。なかには金星よりも明るく見える流れ星もあって、その明るさから「火球」と呼ばれています。
インターネットや
星座関係
の
雑誌
で、流れ星の
情報
をあつめるのもたのしいですよ!いろんな情報を集めて、みなさんも、夜空を見上げ て、流れ星をさがしてみてくださいね。
「流れ星」にまつわる言い伝えって?
世界各地には、流れ星にまつわる言い伝えがいくつかあります。なかでも北アメリカを始め、ヨーロッパからアジアにかけての広い地域で古くから有名なのが、 「流れ星に願い事をすると願いが叶う」というもの。
中部ヨーロッパからバルト海沿岸にかけての地域では、「人はそれぞれ大空に自分の星があって、人がこの 世からいなくなると、その星は流れ星となって落ちる」と信じられているようです。